花粉症 冷え体質なおして克服 漢方で改善
前回のブログで、体質改善による根本的な花粉症改善には、全身倦怠感、体力低下、食欲不振(気虚のタイプ)の人向けとして、補中益気湯が良いことを報告しました。
今回は、冷え性の体質改善・根本治療のために使用する当帰芍薬散と桂枝茯苓丸が有効であることが報告されています。
この2つの処方は、三大婦人薬(+加味逍遙散)と言われています。ともに駆瘀血剤であり、血の停滞、血の流れを改善して、解毒効果のあるものです。
含まれる生薬も駆瘀血(当帰、桃仁、川芎、牡丹皮)や補血剤(芍薬)が含まれています。
これらは、血流の改善により、体温を上昇させ冷えを解消します。冷え症の体質改善により、花粉症の発症を根本的に抑えるのです。
当帰芍薬散
弱々しい感じの中年女性の冷え、浮腫、めまい、貧血に効きます。
当帰、芍薬、川芎、茯苓、蒼朮(または白朮)、沢瀉
桂枝茯苓丸
体力が充実している人で、冷え、のぼせ、下腹部圧痛の改善に利用されます。
桂枝,桃仁,茯苓,芍薬,牡丹皮
牡丹皮
消炎・鎮静・鎮痛・駆瘀血(くおけつ)作用があり、婦人病や下腹部、下肢、腰部の化膿症に用いられる薬方に配合される。
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