子作り大作戦 家康の愛した漢方薬 八味地黄丸と女性の味方 当帰芍薬散
僕は、今年の4月で57歳、妻は40歳となりました。妻も私もそろそろ頑張らないと子宝を授かる機会を逸ししていまう年齢となりました。
そこで、私が1年間勉強してきた漢方の知識を最大限生かして、7月懐妊を目指して頑張ろうと思います。
これまで、体質改善のために、いろいろな漢方薬を実践してきましたが、大事な本番です。
目次
体質改善のために自ら試してきた漢方薬
胃腸強化による体力強化
六君子湯:最近椅子に長く座っていると胃酸が逆流するようになってきました。胃の入り口が緩んできているからだと思ったので、この漢方薬を服用しました。
逆流性食道炎には、半夏瀉心湯の方が、半夏が入っているので効果はあるかもしれません。
精神疲労、身体疲労回復のために試した漢方薬
人参養栄湯:漢方的な表現になりますが、気虚、津虚、血虚のどのような症候の人にも万能に効き、疲労回復効果に優れているという漢方薬になります。
最近の天候(気温)の上下が酷く、なかなか疲れが取れない、足が冷えている、のぼせがある、落ち着かないなどの症状が出ていたので、この万能薬を服用しました。効果の実感は中々短期では得られませんでしたが。
体脂肪を減らすために試した漢方薬
防風通聖散:小林製薬のナイシトールが有名ですが、この年になると基礎代謝量も減少するので、この漢方薬を服用しました。
名前の通り、主に風邪を防ぐ漢方薬で、防風、麻黄、荊芥、桔梗、石膏、滑石などの生薬が配合されています。ただ、大黄や芒硝が入っているため、便通は非常によくなりました。
僕の場合やや下痢気味となりましたが、軽い風邪による微熱や関節痛にも効きましたし、便通の良いことは間接的に体脂肪低減に繋がったかなと思います。
さて、本題に入りたいと思います。
冒頭でも述べましたが、 僕は、今年の4月で57歳、妻は40歳となりました。妻も私もそろそろ頑張らないと子宝を授かる機会を逸ししていまう年齢となりました。
子宝が授かるためには、ぼくも嫁もその体質を作らなければなりません。約1年間、漢方薬剤師を目指して勉強してきた集大成を、自身の大事業(子小作り)のために生かしたいと思います
男性側の子作り体質の構築
ずばり、下半身を鍛えなければなりません。この年になると、ややED気味であることは認めざるをえません。また、何よりも元気な精液が必要です。
下半身のことだけを考えていてはいけません。精神的にも安定でなければなりません。ストレスに強い体質を作ることが必要です。
また、免疫力を上げることにより、ウイルスによる攻撃を撃退しないればなりません。以上の難関を全てクリアできる可能性ある漢方薬は、やはり徳川家康が愛した八身丸(腎気丸)、八味地黄色丸が最も有効ではないかと思います。
また、君薬である地黄は、胃腸症状が出る可能性があるので、前述の人参湯や六君子湯などの併用もしていきたいと思います。
八味地黄丸は、昔から“腎虚”に対して用いられてきました。漢方でいう腎とは、現代医学でいう腎臓だけでなく、副腎、膀胱、そして生殖器を含めた総称です。
地黄、山薬、山茱萸の組み合わせにより、泌尿、生殖器の失調による全身の倦怠感や口渇、足腰のだるさ、のぼせ、腰痛、視力の減退、耳鳴りなどに用いる。
女性側の子作り体質の構築
女性はなんといっても元気な卵子が必要です。また、20代では、切迫流産の確立が10%前後ですが、40台になると40%まで上がってしまうというデータがあります。
受精後も元気に細胞分裂する卵子が必要となります。もっとも元気な受精卵とは、男性の正常な遺伝子も必要となりますが。
一番婦人薬で有名で、妊娠前に有効である当帰芍薬散を妻は服用を開始しました。彼女も医療従事者ですので、今後の体質の変化についてプロの意見も聞けるかと思います。当帰芍薬散は、エストロゲン、プロゲステロンの分泌増加の論文も報告されています。
その他、桂枝茯苓丸や加味逍遥散が、婦人用漢方薬として有名ですが、妊娠目前または妊婦には、些細な副作用もあってはなりません。
柴胡剤(間質性肺炎の副作用報告有り)の配合されている加味逍遥散や桃仁や牡丹皮などの駆瘀血剤(月経不順には最適)が配合されいる桂枝茯苓丸は、今回は使用せず、これからは安定期に浮腫みや腹部異常、精神不安(イライラなど)などが発生したばあには勧めてみたいと思います。
漢方薬(妊婦への投与)副作用
https://www.fpa.or.jp/library/kusuriQA/17.pdf