徳川家康が愛した漢方薬
家康は、『和剤局方』『本草綱目』など中国から取り寄せた漢方の書物や医学書を熟読し、数々の薬をつくりだしたようです。
なかでも、滋養強壮の「八味丸」(はちみがん)は、家康が常用していた漢方薬のようです。出典は、『金匱要略』で、八味地黄丸、腎気丸とも呼ばれます。
最近テレビで、高齢者の頻尿・夜尿症に効くと宣伝してますが、下半身によく効くようです。下半身に効くとは、腰痛や膝関節痛などの痛みの軽減や泌尿器系の疾病に有効で、生殖器への効果も期待できます。
50歳を過ぎたあたりから、ストレスのせいで、ほぼED状態だったので、家康の愛用した八味地黄丸を、漢方習得トレーニングの一環として自ら、クラシエの八味地黄丸エキス剤を、12錠/日、1ヶ月試してみました。
なんと、1ヶ月服用しましたが、明らかに改善されました。これといった不調はなく副作用はなかったようです。
八味地黄丸
含まれている生薬は名前の通り、8種類で地黄、 山茱萸、山薬、沢瀉、茯苓、牡丹皮、桂皮、附子末です。今回この8種類の生薬を覚えましょう!!花も一緒に勉強しなおしです。
これらの生薬は、腎虚(加齢による腎臓機能の低下)に対抗する生薬たちです。
- 性欲低下、不妊
- 骨、歯牙の形成低下
- むくみ(浮腫)、夜間尿、目や皮膚の乾燥
- 息切れ
- 健忘、根気が無い、恐れ、驚き
- 白内障、耳鳴り
お腹の調子が悪い人には、地黄がややきつそうですから、下痢や腹痛になった場合は、服薬を中止した方が良いようです。
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